
お子さんが元気で活発なのは素晴らしいことです。しかし、そのエネルギーに圧倒されてしまうこと、ありませんか?特に、保育園や幼稚園で「じっと座っていなさい」と言われたとき、周りの子どもたちと比べて自分の子どもがまったく座らず、好きなことをしている姿を見ると、どうしても心配になってしまうことがありますよね。
例えば、うちの次男もそうでした。歩き始めたばかりのころ、すぐに走り出してどこにでも行ってしまい、迷子になることが多かったです。道端で好きな車を見つけたら、そのまま追いかけて行ってしまい、何かに気づけばすぐに走り出す、まさに「一直線」のタイプでした。そのたびに私は心配で、必死に追いかけながら「今度はどこに行くんだろう?」とドキドキしていました。
これが保育園や幼稚園で、周りの子どもたちと一緒に過ごすことになったとき、いかに体力的に辛いか、想像してみてください。じっとしているのが難しい子どもにとって、毎日「座っていなさい」「お話を聞きなさい」と言われ続けるのは、相当なストレスです。
あの頃の私は、毎日が一日一日が戦いのようで、どんなに疲れていても「できるだけ穏やかな時間を作りたい」という一心で向き合っていました。でも、そんな日々が少しずつ楽になったのは、次男が9歳を迎えた頃。彼が少しずつ落ち着いてきたからこそ、私もほっとしたものです。
このように、お子さんの成長過程は確実にあります。活発すぎるお子さんも、少しずつ落ち着き、他の子どもたちと同じように、座ったり集中したりすることができるようになることもあります。しかし、もしお子さんが5〜6歳になっても、保育園や幼稚園でじっと座っていることができない、集中力が続かない、周りの子どもたちと違ってお話を聞けないというような状態が続いているのであれば、これは一時的なものではなく、何かしらのサポートが必要なサインかもしれません。
そのような状況に直面している親御さんは、きっと不安でいっぱいでしょう。「どうしてうちの子はこんなに落ち着きがないのか?」、「もしかして何か問題があるのか?」と、心の中で悩んでいるのではないでしょうか。
でも、心配しないでください。そんなときこそ、専門家に相談することがとても大切です。私たちのカウンセリングルームでは、あなたのお子さんの成長過程や行動の特徴を一緒に見つめ、どのようにサポートしていけるのかを一緒に考えます。もちろん、どんな小さな疑問でも構いません。お子さんに合った支援方法を一緒に考えることで、きっとお子さんも楽に過ごせるようになります。
特に、集団生活に適応することが難しいお子さんには、早期の支援がとても重要です。集中力が続かない、お話を聞けないというような問題が続いている場合、それはお子さんにとってもストレスであり、そのまま放っておくとますます学校生活に支障をきたすこともあります。早期に対応することで、子どものペースに合わせた支援を受けられ、結果的にお子さんが社会との関わり方を学びやすくなります。
私たちは、個別のカウンセリングを通して、お子さんに合った具体的な対応方法を提供しています。例えば、集団生活に適応するために必要なスキルを一緒に身につけていきます。家庭でできるサポート方法や、お子さんが自分でできることを増やしていく方法も提案します。
「うちの子は元気すぎて大変だけど、きっと成長する」と言ってしまえば、それで済む話かもしれませんが、その成長をうまくサポートしてあげることが、より幸せな未来を作るためには欠かせません。お子さんがどんなにエネルギッシュで活発であっても、それは素晴らしいことです。そのエネルギーをうまく引き出し、活かしていくためには、大人のサポートが必要です。
私たちにできることは、お子さんが活発に成長し、周りの子どもたちとも円滑に関わりながら成長できるように支えることです。どんなに小さな疑問でも構いません。ぜひ一度、気軽にご相談ください。お子さんの健やかな成長をサポートできることを心から楽しみにしています。