今朝は久しぶりに、心からゆっくりとした時間を過ごしました。いつもなら、朝5時に目を覚まし、静かな時間に一人で活発に動き出すのが習慣になっていたのですが、今日は少し違いました。4月の半ばから、毎朝5時に起きて、家事や仕事の準備、時には軽い運動をして、早朝の静けさを楽しみながら過ごしていました。その時間はとても心地よく、何となく自分に誇りを持ちながら、活動的な一日を迎えることができていました。

しかし、今朝は少し違ったようです。目覚まし時計が鳴ったのはいつも通りの5時。けれども、今日は何だか体が重く感じました。普段なら、すぐに起きてシャキッと動き出せるのに、今日はどうしても布団から出る気が起きませんでした。目を開けたものの、再び布団の中でゴロゴロとしてしまい、そのままうとうとと深い眠りに落ちてしまいました。目を覚ましたのは6時でした。目覚まし時計を止めたまま、まるで体が休息を求めているように、今は少し疲れているんだな、と感じました。

今まで自分にとって、朝の時間は貴重であり、自分を成長させるための時間だと感じてきました。毎日のように、早起きして何かしらの活動をしていることが「良いこと」だと、どこかで自分に言い聞かせていたのかもしれません。忙しい日々の中で、「休むこと」を後回しにして、常に動き続けることが当たり前だと思い込んでいたのです。確かに、早起きして動くことは、充実感を感じるし、日々の成果にもつながります。しかし、今日はそれができない自分を少し責める気持ちもありました。

でも、ふと気づいたのです。体が疲れていると感じる時こそ、無理をせずに休むことの大切さを再認識する時だと。無理に体を動かし続けることが必ずしも自分にとって良い結果を生むわけではないということに気づきました。休むこと、そのものが心身の健康を保つためには欠かせない重要な部分だと。休むことを恐れず、心からリラックスする時間を持つことが、結果的には自分をもっと元気にするのだということに気づいたのです。

現代社会では、何かを成し遂げることが評価されがちです。特に、忙しく働いていることが「頑張っている証」とされ、休むことが時に「怠けている」と感じられることもあるかもしれません。しかし、休むことは、心と体をリセットするために必要な行為です。疲れた時にこそ、しっかりと休息を取ることで、その後の活力が生まれ、より効果的に物事をこなすことができるのです。

今日は、何もしない時間を大切にすることに決めました。無理に何かをして、自分に負担をかけるのではなく、心地よく寝て、体の声に耳を傾ける時間を持つことが、私にとって今は一番必要なことだと感じたのです。寝ている間、頭の中では色々なことが整理され、心も体もリセットされていきました。目を覚ましたとき、すっきりとした気分になり、心の中に余裕を感じることができました。

これからも、時にはこうして休むことを許すことが、自分にとって大切だと思っています。何もしない時間を持つことが、決して無駄ではなく、むしろ自分を育てるために必要な時間だと、今日改めて実感しました。休んだ後、また元気に動ける自分を感じられることで、明日からの活力に変わるのです。忙しい日々に追われる中で、こうした小さな休息の重要性を忘れずに、自分のペースで進んでいきたいと思います。