お子さんが友達関係で悩み、登校しぶりも始まってしまった……。 そんなとき、親御さんが「一刻も早く、プロに子どもの気持ちを整理してほしい」と願うのは、痛いほどよくわかります。

しかし、多くのお子さんを見てきた経験から、最初にお伝えしたいことがあります。 「いきなりお子さんを連れてくる」よりも、「まずは保護者の方だけでお話しする」ほうが、結果的にお子さんの回復がずっと早くなるのです。

なぜ、お子さん本人が来る前に、親御さんの相談が必要なのでしょうか? それには3つの大きな理由があります。

1. 「言葉にする力」がまだ育っていない時期だから(幼稚園〜小学校低学年)

小さなお子さんの場合、自分の心のモヤモヤを「悲しい」「悔しい」といった言葉で表現したり、状況を筋道立てて説明したりするのは、発達の段階としてまだ難しい時期です。まずは親御さんから状況を詳しくお聞きし、大人が「地図」を持つことが解決への第一歩になります。

2. 「気持ちの言葉」を知らない状態だから(小学校〜青年期)

大きくなっても、起きた出来事(事実)は話せても、自分の「気持ち」を言い表せない子はたくさんいます。自分の感情をどう扱えばいいか分からない子に、いきなり「どう思っているの?」と聞くのは、重い負担になり、さらに口を閉ざしてしまう原因にもなりかねません。

*気持ちの言葉がわからない場合、多くの人は身体や行動に症状が現れます。そのような場合には、数ヶ月〜数年の継続したカウンセリングが必要です。

3. 「親の前で知らない大人と話す」のは、とても不安だから

子どもにとって、親の知らない場所で自分の内面を晒すのは勇気がいることですし、逆に親の前だと「親が期待する答え」を探して顔色をうかがってしまうこともあります。まずは親御さんと私が信頼関係を作り、「この先生なら安心だよ」とお子さんに伝えてもらうための土壌作りが必要です。


当ルームの新しい「相談のステップ」

お子さんのために、急がば回れのステップをご提案しています。

  1. まずは保護者様の相談(30分ミニ相談、または60分初回面談) 状況の整理、そして「お子さんへどう声をかけるか」の作戦会議をします。60分初回面談では、家族構成などの背景も詳しくおききします。
  2. 方針の決定 お話を聞いた上で、「次はお子さんを呼ぶか」「まずはお母さん(お父さん)へのアドバイスや不安に対するサポートを継続するか」を一緒に決めます。
  3. 継続的なサポート 親御さんの不安に対するサポートをします。お子さんには、情緒的なやり取りがスムーズになるよう、継続面接でじっくりと伴走していきます。面接時間の使い方はご相談ください。

解決を急ぐと、一番大切な「お子さんの心」が置いてきぼりになってしまいます。 まずは、あなたのお話から聞かせてください。一緒に「お子さんとご家族に合った」より良いルートを探しましょう。

最後に、大切なお願いがあります。

サードプレイス富山は、本気でお子さんや家族と向き合いたい方のための場所です。
そのため、以下のようなご希望をお持ちの方には、当ルームは向かないかもしれません。

  • 「たった1回で、子どもを完璧になおしてほしい」という方
    心は機械ではありません。無理に形を整えても、根本が変わらなければ再発してしまいます。
  • 「自分(親)は変わりたくない、子どもだけを変えてほしい」という方
    お子さんの悩みは、家族全体の「心のバランスの崩れ」から生まれていることが多いのです。
    お母さんやお父さんがご自身の心を見つめる勇気を持つことが、お子さんにとって最大の救いになります。

「時間はかかってもいい。子どもと一緒に、自分たちの幸せを見つけたい」
そう願うお母さん・お父さん、まずはあなたから、その一歩を踏み出してみませんか。

富山市の静かな相談室で、あなたのお話をじっくりとお聴きします。

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