自分の心を大切にできる子どもと女性を増やしたい
という想いを胸に2019年6月、富山県富山市の一室でこのカウンセリングルームをスタートさせました。
それまでは行政の乳幼児健診の育児・発達相談、富山県や岐阜県でのスクールカウンセリング事業、病院の総合周産母子センターのカウンセリング等さまざまな場面で、女性と子どもを中心に心の支援をしてきました。一方で、子育てをしていない人や学校につながっていない人、病院にアクセスする機会がない女性たちの、当たり前に持っている悩みや生きづらさが放置されていることが気になっており、心理学の勉強を始めた学生の頃からの夢だったカウンセリングルームを開くことにしました。
2020年初頭からcovid-19の影響で社会情勢が目まぐるしく変化、情報拡散のスピード感が一気に加速しています。うつ病などの精神疾患、発達障害、ハラスメント問題、虐待問題、また最近では戦争や大きな自然災害が及ぼす心への影響について、身近なTVやSNSに頻繁に取り上げられ、それに伴って人の心に対する関心が高まってきたように感じられます。
「サードプレイス」とは家庭や職場(学校)でもない、自分らしく居られるための、第三の居場所という意味です。家庭でも職場でも学校でも、私たちは何らかの役割を持って、その仮面をかぶって生きています。他の人とうまくやっていくために、非常な我慢をしいられたり、他の人と同じようにやっていかなければいけないと、本来の自分を抑えて頑張りすぎて疲れてしまう人がいます。
そのような人にこそ、ここのカウンセリングルームを利用していただきたいです。我慢するだけではもったいない。一回きりの人生、自分らしく生きましょうよ。人生楽しみましょう。自分の心も他の人の心も大切にしましょう。長年の生きづらさが解消され、生きていくのが楽になる。自分らしく楽しく生きていく事を、カウンセリングを通してお手伝いしていきます。
カウンセリングルーム サードプレイス富山
公認心理師・臨床心理士
吉牟田 まどか